doujyou

日中のスーパーなんぞ願い下げなのでバイト帰りに24時間営業のマックスバ○ュへ。購入終わり店外に出たら痴話喧嘩に遭遇した。嘘みてーな三文ドラマ風シチュエーション。フェンダーミラーのセドリックの脇でオンナノコが男をバッグでビシバシ叩いている。容赦ナイ顔面ヒットも数回でココロだけでなくかなーり痛そうだ。女性は寒空の中、茶髪・ミニスカ・毛皮コートの中は襟ぐりの大きく開いたラメTシャツ。オトコはどーでもいい。しかし両者共に主役張れるホドではけっして、無かった。
「アンタなんて女なら誰だっていいんでショっ!?」
犬も喰わねぇモンを、当然まんま放置してきた。が、聴こえた途端に傍観者自身の過去がぴかぴかとフラッシュバック。結構、最近。
そのニョショウとは(友人としての付き合い有れど)お付き合いしていたワケでなく、それもごくフツーの会話中に至極フツーに、サラリとのたまわれたのだ。


「〝躁〟のヒトって、オンナなら誰だってイイんだよねぇ?」
「……。」


なんぼなんでも俺にだって好みはあるわいっ!
――喩え先刻買い物袋両手に提げてなかったらゼッタイ割って入ってただろーなーと今思っててもな