『足し』にしてもいいでつか

おべんちゃら、つーかヒトを素直にホメるのもホメられるのもニガテである。今は。
時期によっては「キミが居なけりゃ地球も回りゃしないよ！！」くらいは云えるのだが、ともかく今は特に社交辞令なんかが出来ない失語気味なのである。　で、、
実家のオヤジの勤める会社のシャチョー夫人から『デコパージュ』なるモノが送られてきた。なんでそんな回りくどい関係の方からンなブツが俺に贈られるのかは、もっと七面倒臭いハナシなのだが、まぁ、むかーし昔に二年程そこん家の子同様に厄介になっていただけでして。だけ、ってか恩人ですな端的に言やあ。
んで、件の『デコパージュ』なるものは、画像ではくすんで良くワカランが切り絵を重ね貼りした、一見薄いドールハウスみたいな、昔の日本の押し絵のような物体で22×15cmくらい。そいつが30×40cmの矢鱈と立派な額装に納まっている。視ると、すげぇ細かい。訊くトコロによると製作に一年掛かったといふ。…〝訊く〟。
聴いたのだ、動かぬ口と回らぬアタマから唾液と脳内カテコールアミンを何とか振り絞って。ホラ、オトナだしさぁ。いちおー礼は、ねぇ。
……このフトンの海と洗濯干し及びガジェット散乱する6畳2間のドコにその、かつて自身の子の如く可愛がった奴の事を想いカナダから材料を取り寄せ社長夫人としてのシゴトの合い間を縫って一年の労力と老眼の眼力懸けてこしらえたブツを飾る場所などあるのだろうと考えながら。ホントの話、まじ引いた

でも、何故俺にコレかなぁ。ナゾ杉。実際、めっさ困ってる
ヤフオクって、買ったコトしかないケド出品もできるんだなぁ――