タマにゃ親らしく

春、らららー

息子に「勉強しろ」と云ったコトが殆どなかった。が、、
昨日で新学期が始まり、当日朝の段になって通知表なるモノをハケーン、驚いた。三段階の絶対評価でアヒルと爪楊枝の羅列。担任のセンセイの『ナントカ救いを見出してやろう』という努力まで垣間見え、紅涙を絞った。そして初めて、、
「オメェどうすんだよ。中学まではエエけどな、高校は『試験』に受からな上がれへんのやで?」
と言ってみた。義務教育時で内容が分からないという現象が、俺には解からない。勉強を教えるにしろ、書いてある通りのコトをどうやって教えたらいいのか、理解し難いのだ。実際、今はこんなだが、高卒まで英語以外は困らなかった。学年順位は噂になるので近所のヒトたちには「あそこの子は勉強出来ていいわねぇ…でも可哀相に」と陰で云われたものだ。――カワイソウに?陰で? まあ、いい。
そうしたら息子はしれっと、、
「R君とS君と僕とで『一緒に高校落ちようね』って言ってるからいい」
などと抜かしやがった。危機感皆無。
友達作るのも才能だと思う。認める。カワイソウにと評される勉強出来る奴と、いつも仲間に囲まれているアホでは果たしてドチラが幸せなのか。


今度、「昨日の友は今日の敵」とゆーハナシをしてやろうと思う。