2005-07-01 過去、ワリと冷静に聴いた事実 雑想 「おーい、彩川ぁ!そこ降りろ!!」 「なんスか?」 「ソコが一番放射能漏れてるー」 「……。」 ボロい格納庫内、ローターの微細な傷ハケーンの為のX−Ray小屋(コンクリブロック、それも手造り)周囲でガイガーカウンタ持ちうろついていた上官と、ヘリのケツに跨った俺の目が暫し合う。 「…へーい」 「あ、振り切れた…」