イスパーニャのテロ

学も許容も無いオイラが列車爆破、今回の大量の無関係の死に対して思ったとりとめないことをつらつらと。
9・11のときも思ったが、なんぞ事が起きて当局が被疑団体の当たりを付ける、そのときにあれだけ心当たりがある国家と比べて俺ら幸せ。今回真っ先にETA疑ったスペインは根本に中央と地方との貧富の差がある。世界の警察を自認するUSA然り。(放っとけバカヤロウてなもんだが、自国の利害を短期的だが見据えた結果への手段というのは理解できる。組織がデカイほど政治思想のあいまいな末端を何となくその気にさせる大義名分が必要ってのは阿呆な俺でも想像できる)
でもどう見てもC兵器による無差別テロが起ったとき、ここはどうよ?無論当局は地下鉄のときには目星ってたとは思いたい。しかし最初、誰があれを戦争級の兵器だって、そいつを一カルト集団が使うと思ったよ?熱い奴の実行力って凄いよな。 ま、ほんとに幸せなんだと思うよ。半ば引きこもりと目される俺がこうして心ん中でジタバタしてられるのも周囲の、ひいてはこの国の許容の深さ。噛み締めてる。豊かで、疑う対象もあんま無くて、一生懸命になれるモノを個人がチョイス可能で。
何が言いたいのかなー俺。ああ、そうそう。
でもな、想像力だけは捨てちゃなんねえって思ったんだ。個人で可能な対抗ってそれぐらいだからな。
先月逢った俺の師匠(現役自衛官)の云った『一個小隊ぐらいで済みゃいいな』。
かといえばJCO臨界時十キロ圏内のここで、当時幼稚園児だった息子をダッシュで迎えに行った俺をわらいながらそのままテメェらのガキを外で遊ばせておいて、あとで検診とか補償だなどと騒いだ奥サマ方。
俺的にはどっか表に出て叫ぶってタチじゃねぇし、個人的な懸案なら他者には悟られずスカしていたい。表題下に書いてるのは本音、己に課す第一歩。誰かに何かを強要するのもされるのも御免。せいぜいこんな誰も見ないよーなトコでテメーの考え纏めてみるのが精一杯。けどサ。せめて熱くいたいよな、無関心でなく。
どうしようも無く降りかかる大量の死のなかのひとつになる可能性を刹那でも減らすために。もし避け難くそうなったときに、悔いをわずかでも減らすために。
テロとか肯定する気はさらさら無いが、善悪越えて熱いヤツがいちばんリアルに影響するのは必至のようだし